その他

2020年10月18日 (日)

日本工学院専門学校 専攻実習

日本工学院専門学校で今担当している2年生前期授業では、住宅の設計を行います。学校からの「大学と差別化するため、より実務的な事を教えて欲しい」との要望により、間取りを考えるところから軸組模型を作るまでの演習ができるようプログラムを作りました。敷地・法的条件や仮想施主の要望などをまとめた課題文に沿って各学生がそれぞれ間取りを考え、柱・梁の位置を決め、寸法表から梁せいを求め、伏せ図・軸組図を作成しそれを元にS=1/30の軸組模型を作ります。
3時間15回の授業内で納まるように、「四角い平面で総二階とする」「切妻屋根とする」「ベランダではなくサンルームとする」「ロフトは作らない」等々、条件にはかなり制限をかけているのですが、それでも約30棟の様々なバリエーションの住宅が出来上がりました。二級建築士試験対策も視野に入れた、大学ではあまりやらないような専門学校らしい授業だと思います。
いくつか模型写真を載せてみます。それぞれ、違っているのが分かるでしょうか。
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2020年9月25日 (金)

台湾の巻尺

台湾から来た留学生に巻尺を見せてもらいました。台湾では寸法についても細かく風水が割り当てられていて、赤い文字のところは使っても良い寸法、黒い文字のところは使わない方が良い寸法だそうです。設計者も大工さんも大変ですね汗。
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2020年4月22日 (水)

須田悦弘

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大好きな美術家「須田悦弘」の展覧会(志村ふくみ・洋子×須田悦弘/THE GINZA SPACE)を見に行きました。作品にどこまで近寄ってもよく、写真も撮ってもよい展覧会。何時間でも見てられます。
「どこがいいの?超絶技巧の彫刻家なんていくらでもいるじゃない?」と問われてもうまく答えることがませんが、そこ(簡単には言語化できないところ)が須田さんの作品の凄いところだと思っています。
「生と死」とか「喜びと悲しみ」とか「明と暗」とか「余白と反余白」とかいう対義語的な”雰囲気”のバランス具合が私の心情にピタっとくるのではないかと、今はなんとなく思っています。
資生堂のギャラリーで催された今回の展覧会では、四季の花が古い化粧瓶と共に展示されていました。
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(撮影:2020年02月25日)

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2019年1月16日 (水)

センセイの鞄(2001/川上弘美)

先日、お昼の定食屋さんで川上弘美の小説「センセイの鞄」を読んでいたら、以下のようなくだりがあり、一人で笑ってしまいました。
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「鮎子は、元気なの」わたしが聞くと、小島孝はうん、と頷いた。
「その上司と結婚して、三階建て2×4(ツーバイフォー)住宅に住んでるらしい」
ツーバイフォーか、とわたしが言い、ツーバイフォーなんだ、と小島孝が答えた。
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注記:鮎子は小島孝の元嫁で、上司とは元々不倫関係。同窓会的花見での会話です。

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2012年4月 7日 (土)

早稲田建築ニュースより

昨年、建築家菊竹清訓氏が逝去された。早稲田建築ニュース2012年3月号に同級生である穂積信夫先生(早稲田大学名誉教授)が追悼文を寄稿されている。それは次のような書き出しから始まる。
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菊竹家は、九州久留米平野を差配する大地主で、300年も続いたという。ところが1945年、占領軍民生局が本国ではできなかった社会政策、農地解放を実施した。突然土地を失った菊竹は他の職業を考えなくてはならなくなり、建築家を志す。このことで将来がかわったのは、菊竹というよりも、日本の建築界であった。(「巨星堕つ」より抜粋)

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